2009年6月29日月曜日

E氏

P氏の並み居るユニークな友人たちのなかでもとりわけ異彩を放つ、
風貌もキャラクターも仙人ぽいE氏。

誰よりも頭が良く、とても博識で
大抵のものは直せるし作れてしまう

スウェーデンの社会福祉システムをフル活用することに長け、
修士号を2つも持っているのに、現在失業手当で生活中。



結婚式当日、一張羅のスーツでおめかししてきてくれたE氏

押入れ奥深く眠っていたおめかし靴もひさしぶりに日の目を見ることに。


パーティーで酔っ払ったE氏はタップダンスを披露
(習ったことないくせに異様に上手い)

パーティーも終わり、私とP氏以外のみんなはバーへ移動、


と歩き始めたその時、

E氏のおめかし靴が両足とも(!!)このような状態に。



振り返ると、足跡のように靴底が二枚アスファルト上に!


ひとしきりうけたあと、靴底をかばんにしまい、

このままの状態(くつ下が地面に接している)で夜の街へ繰り出して行ってしまった。


「今日は暑かったからなー」とか言ってたけど、暑いからって靴はそんなことにはならないよ!

結婚式翌日、

相変わらずの好天・高気温(28℃くらい)のこの日

P氏やその友人たちとビーチへ行ってまいりました


岩場だらけの海岸線に、猫の額ほどの砂浜が
(ああ、ハワイへ帰りたい)


水温は20℃くらいだそうな




お天気でとても気持ちよかったよ。

結婚

2009年6月27日

P氏と私はめでたく結婚いたしました。




非常に楽しかったです。


写真はまだないので、取り急ぎご報告まで!

椅子

P氏が18才のときに引っ越してきた際に

張り替えたという椅子カバーはぼろぼろ。





張り替え終了


ダイニングテーブルまわりが

だいぶ明るくなったよ。

2009年6月23日火曜日

拉致

夏至祭も終わって、食べすぎ+飲みすぎた体を労わろうと

昼近くまで寝ていた日曜のP氏と私。



天気が良いので散歩にでも出ようかと着替え始めた

そのとき!


ドアベルが鳴り響き

不審顔のP氏がドアを開けると

P氏友人の男女合わせて10名ほどがなだれ込んできて

P氏の財布やら身分証明、携帯などを取り上げ始め、

あれよあれよという間にP氏は連れ去られてしまった。


バチェラー・パーティーというやつですな。

結婚式直前の花婿を連れ出して、傍若無人の限りを尽くすという例の!



当然女子禁制なので、女子4名は一日私のお相手を。


着替え終わってみんなでアパートメントの外に出ると、

目隠し&ヘッドフォンで外界をシャットアウトされたP氏が

ニヤニヤしている友人たちに囲まれて道向かいにまだいた。


だいじょうぶかな。

夏至祭 3

Pママへのお誕生日プレゼントにスモモの木を数日前に購入した私たち


苗木(?)といえども2mもあって、公共交通機関での移動は

少し恥ずかしいかんじに。


なぜスモモかというと、P氏が食べたいからです。


植樹の様子。


大きくなれよ!



夏至祭 2

この日はPママのお誕生日でもあったので

Pママのお友達や、お兄さんもベルギーから遊びに来たよ。


皆で飲んでいるのは、アイスティーじゃなくて

ピコンというお酒で作ったカクテル。

でも実際ハーブティーみたいだったよ。




食前酒が終わって、夏至祭のご飯!

スウェーデンお得意のニシンの酢漬けが4種類も。



Pママ友人お手製の、カレー風味のと普通のとシェリー漬けのが美味しかったよ。

お店で買ってきた出来合いのものは、すごくしょっぱくて、ちょっと・・・・

でもそれが一番伝統的なミッドサマーのニシンの味らしい。


新じゃがをディルと一緒に茹でたものと、デザートの苺のホイップクリーム添えもミッドサマーの定番なんだってさ。


ディナーテーブルに移動して、あとはみんなで食べまくり飲みまくり。

アクアヴィット(シュナップス)やら白ワインやらビールやらブランデーやらウィスキーやら。


夜も更けて12時にお開き。

外に出たらまだ空が明るかった。

夏至だなあ。


夏至祭 1

今年の夏至は6月21日でしたが、夏至祭は土曜日にするものらしく

スウェーデンでは20日が本番、

でも例の如く前日に祝うので19日金曜日がお祭りでした。


ちびっこたちもおめかし。



写真のように花輪を作ってつけるそうで、私もつけました(おでこがかゆい)



こんなポールを立てて、アコーディオンとバイオリンの演奏で

皆で輪になって踊るんだよ。


何曲もレパートリーがあるのに、皆歌って踊れるかんじは

盆踊りとよく似ている。

まんなかで錦さんが太鼓叩いてないのが不思議なくらいだ。


ティーンネイジャーは、かっこ悪いので踊らないらしい。

2009年6月16日火曜日

カレーライス

日本のカレーが食べたい!!!



固形ルーなんか売ってないのでルーから作ることに。


この私が、カレーをルーから作る羽目になるとはな。


ハワイ時代にあれがねーだのこれがねーだの、

不満ぶってた自分を叱りたい気持ちだ。



具は挽肉・玉ねぎ・じゃがいも・人参だけなんだけど

たくさんの種類のスパイスや、ヨーグルトとかマンゴーチャツネとかチョコレートなんかが入っている。


カレーってこんなにして作るんですか。



P氏に

「このカレーはどうしてこんなに茶色いんだい?」

と聞かれました。

答えられないでいると

「まあ、色々混ぜると茶色くなるよね」と助けてくれました。




どうみても作りすぎたので、残りは冷凍保存


鍋に残ったカレーに和風だし汁を加えて和風カレースープをお昼に作ったら

今度はお味噌汁が飲みたくなってきたではないですか。


味噌・・・・

売ってるのかな

2009年6月15日月曜日

ブルドックソース

ブルドックソース!


をアジア食材のお店で大発見したので、

チキンカツ




今までお料理の写真を載せなかったのは


自分の料理がわざわざブログに載せるようなレベルではないためと、


P氏所有の皿類が好みではないからです。

2009年6月11日木曜日

公園でのコンサートのあとは、森でパーティーです。


8月末に催される大規模なパーティーの資金集めが目的だそうだ。


機材やらなんやら、スピーカーだのベースだのジェネレーターだの照明だの

重くて大きいものばかりを担いで森の中をよろめき歩き

搬入車からはるか遠く離れた会場となる空き地をめざす。





パーティー設営風景


翌日の昼までパーティーはつづき

また同じ道を同じように、こんどは酔いの残る疲労困ぱいの体で荷物を撤収。

途中で雨が降り始めたと思ったら、雹(ひょう)だった。



そして延々と終わらないビール缶とタバコの吸殻集め


ゴミ袋いっぱい設置したんだからさ、ゴミはゴミ袋へ捨てとくれよな、若者たちよ。




なかなかに険しい道を登って辿り着いた森(岩山)からの眺めは

とてもきれいでしたよ。


資金もたくさん集まったそうだよ。

2009年6月8日月曜日

建国記念日

6月6日はスウェーデンの建国記念日なんだそうだ


正式に記念日と制定されたのがたった4年前のことらしく、
皆何をしたら良いのかよく解らないため、とりあえず飲む。


それではいつもと変わらないのでは


という私のまっとうな意見は無視され、
ワインとお弁当を持って近所の公園へ。



ヨーテボリ・シンフォニー・オーケストラの無料公演を聴きに行ったよ




結構な人数集まってます


新しい記念日なため「明けましておめでとう」や「メリークリスマス」的な掛け声がない

何か考えようではないか、という司会者の提案した「しらふの建国記念日おめでとう」に観衆はブーイングです

一日くらい飲まない日があっても良いのでは、というアイディアらしい

もう遅いって!


ふと目を下にやると、私のコンバースがワイン立てに・・・



P氏友人の娘ミラちゃん


あまりの人の多さにハイ状態に


P氏友人たちもパチリ。


ん?




王様!











彼は時折唐突にハーモニカを吹き始めたりと、かなり自由。

2009年6月5日金曜日

ストックホルム 2

ガムラスタン(スウェーデン語で「旧市街」)に行きました


宮崎駿監督の「魔女の宅急便」でキキが引っ越してきた街のモデルのひとつと言われている、中世の面影を残す小さな島の上のまち。


キキ飛んできそうです。


ぴゅーーっ




スウェーデンは王国なので、王様がいます。
でも日本とおなじ立憲君主制なので政治はしません。

ガムラスタンには王宮があって、王様が住んでいる。


スウェーデン軍によるロイヤルガード(近衛兵)を発見


お役目交代式の様子


この日は祝日だったため、兵隊さんたちはお馬で現れました。

2009年6月4日木曜日

ストックホルム 1

週末をまたいで五日間、スウェーデンの首都ストックホルムへ行ってきたよ


スウェーデンで二番目に大きな街ヨーテボリの市民は、ストックホルムに対して様々な思いがあるようです

「あっちの人間は冷たい」
「いや、むしろフレンドリーだ」
「表面的にはね」
「でも街は綺麗だよね」

みたいなね。

東京vs大阪というかんじなのかな。京都か?


中央駅の様子


仮設プールのような物の中に、赤い車が。


現在EU各国では欧州議会選挙中。スウェーデンでは今週末。


これは環境問題に重点を置いた党派のキャンペーン

「私たちに投票しないと15年後にはこうなりますよ」の図



今回の目的はP氏の同僚の博士論文発表会

ストックホルム大学のお隣にある自然史博物館にて。



大小いくつもの島から成る北欧最大の都市ストックホルムは

都市面積の30%が公園や緑地、30%が水路!


鎌倉やハワイの「海側・山側」文化で育った私は、完全に方向感覚が麻痺です