2010年9月15日水曜日

採血


健康診断の採血後に貼ってもらうバンドエイドで

「ミッ○ーマウス柄とか、かわいいのはないのか」と冗談でゴネたところ

「えーないよそんなの。。。あ、そうえいば!」

とハチ柄のエラスティックバンドを巻いてもらったP氏。


よかったね。

新学期


P氏の勤める海洋研究所はすったんふぉーど大学の研究施設なので

何か事務的な用事があるときはメインキャンパスのある

サンフランシスコの一歩手前まで出向かなくてはいけない。


ビザ関係の書類にサインをもらうためと、

P氏が健康診断を受けるため初めて行ってみた。


ちょうど新入生オリエンテーションの日だったようで

構内はぴちぴちきらきらのフレッシュマンたちと

誇らしげですごくうれしそうな、その父母たちでいっぱいだったよ。


キャンパス内の寮への引越し手伝いで一緒に来ていた両親が帰る、

というシチュエーションの男の子の脇をちょうど通りかかったとき

「誇りに思うぞ、息子よ」と言って抱擁している父親の声が聞こえて

他人事ながらもぐっときたP氏とわたし。

きっと初めて親元を離れて暮らすんだろうな、

あんな馬鹿なこと、こんな阿呆なことする大学生活が

これから始まるんだろうな、とかね。

しないか、ここの学生は。


腹はぴっちぴちだけど特にフレッシュではない私たち2人だが

超広大なキャンパス内できょろきょろ明らかに迷っていると

上級生のお兄さんお姉さんたちが「大丈夫?どこ探してる?」と

我先にと駆け寄ってきてくれる。

とても良い大学だ。

2010年9月7日火曜日

車とイチゴ


レンタカー返却日ぎりぎりで車が見つかる。


ぴかぴかな新車に近い中古車を扱うディーラーが並ぶ地区に

ぽつんと建つ小さな家族経営の中古車屋、ドン・ホゼ。


値段交渉や書類作成中にも知り合いやら孫やらが入ってきて

お菓子を食べたり塗り絵し始めたりする素敵な店だ。


また誰かが来たようで、オーナーが「ちょっと失礼」と出て行き

数分後に苺のぎっしり詰まったパックを抱えて戻ってきた。

近所の顧客で、イチゴ農家の男性が遊びに来たらしいのだが

私たちに、と余分にくれたそうだ。

でも事務所には私たちがいたもんで

恥ずかしくて入ってこられなかったらしい。かわいすぎる。


苺粒が巨大でわかりづらいが、4lb (1.8kgくらい?)入り。

とても甘くておいしい。

生物


モントレー水族館


タツノオトシゴが充実していて、うれしい。

赤ちゃんがたくさんいるんだ。


ああ、なんてかわいいんだろう。


海底深層からの冷たくて栄養たっぷりな湧昇があるモントレー湾には

動物がたくさんあつまる。


フィッシャーマンズ・ワーフにいたアシカ



モントレー水族館近くのアザラシ


写真下の矢印が上のアザラシたち。

ちなみに後ろに見える建物群がP氏の新しい職場であります。

水族館はそのすぐ裏手よ。



ラッコもそこら辺にたくさんいるんだけど、

やつら小さいし、すぐ貝採りに潜るもんだからうまく写真に撮れないんだ。


他にもイルカやらゾウアザラシやら

時季によってはシロナガスクジラが見られたりするらしい。素敵。

2010年9月5日日曜日

アメリカンドリーム


私たちの住む町モントレーは、

カリフォルニアの太平洋に面したまんなかあたりにある。


着いてからここ2週間の天候はというと

晴天の日は結構暖かく27℃くらいまで上がるんだけど、

とつぜん濃霧に包まれて12℃になったりもする。

水温は年間通して10℃前後だって。ぶるぶる。



モントレー半島の、私たちが住んでいる側の反対側は

景勝地観光道路、17マイルドライブがある。


この日は曇っていたけど、天気が良かったらきっとすごくいい眺め。



この道沿いに立ち並ぶ住宅はどれもほんとにものすごく$$$。

私たちは「感銘と困惑の17マイル」と呼ぶことにした。


ここの道路は有料で、ゲートでお金を払うと地図と不動産情報を渡され

見てみると、下は2億円から、17億円くらいまでの物件が並んでいた。

さようならスウェーデン、こんにちはアメリカ


荷づくりを終えて、家族友人たちとスウェーデンにしばしのお別れ。

せっかくの早朝飛行なのにスウェーデン南部は雲におおわれて見えず。

スウェーデンらしいや


いってきまーす


ヨーテボリからアムステルダムに飛び

そこから北極あたりをかすめるかんじでサンフランシスコまで。


まずはアイスランドを通過


グリーンランドが眼下に見えてきたよ

氷河。高速道路みたい。




フライト中、映画「おくりびと」を観賞

朝から涙腺がゆるんでいるため三度ほど泣く。



カナダ上空

どこらへんだったかは不明。



アメリカに入りました

たぶんロッキー山脈近辺



パッチワークみたい

国民1人当たり農地面積、そりゃ高かろう。


ともかく2年間お世話になります、アメリカよ。