P氏の勤める海洋研究所はすったんふぉーど大学の研究施設なので
何か事務的な用事があるときはメインキャンパスのある
サンフランシスコの一歩手前まで出向かなくてはいけない。
ビザ関係の書類にサインをもらうためと、
P氏が健康診断を受けるため初めて行ってみた。
ちょうど新入生オリエンテーションの日だったようで
構内はぴちぴちきらきらのフレッシュマンたちと
誇らしげですごくうれしそうな、その父母たちでいっぱいだったよ。
キャンパス内の寮への引越し手伝いで一緒に来ていた両親が帰る、
というシチュエーションの男の子の脇をちょうど通りかかったとき
「誇りに思うぞ、息子よ」と言って抱擁している父親の声が聞こえて
他人事ながらもぐっときたP氏とわたし。
きっと初めて親元を離れて暮らすんだろうな、
あんな馬鹿なこと、こんな阿呆なことする大学生活が
これから始まるんだろうな、とかね。
しないか、ここの学生は。
腹はぴっちぴちだけど特にフレッシュではない私たち2人だが
超広大なキャンパス内できょろきょろ明らかに迷っていると
上級生のお兄さんお姉さんたちが「大丈夫?どこ探してる?」と
我先にと駆け寄ってきてくれる。
とても良い大学だ。
誇りに思うぞ息子よ!という文が何だかすごく面白かった~。
返信削除いつも読んでいて文章力に関心。ひきつけられる~。
やっぱり読書の量が違うのかな。
それにしても立派な建物だね。
素敵!
>mayumiさんへ
返信削除げんき?
お返事が遅くなってスミマセン。。。
体調のほうはちょっとは楽になってきたかな??