2009年10月29日木曜日

トルコ ― アランヤ、アンタルヤ7

遺跡めぐりの合間に宝石加工工場兼ショールームへ連れて行かれる。


ブルガリやらエルメスやら

名だたる有名ブランドの宝飾関係商品が陳列されている。


遠足のしおりには、こんなとこ連れてこられるなんて書いてないよ?


「好きなだけご覧ください。もちろん販売もしていますよ!」

とツアーガイドに言われ、とまどう生物学者一行。


豪華宝飾品とは対極的な研究者たち。

当然興味まったくなし!ついでにお金もなし。


恐ろしいことにこのショールーム、出口が見つからない。

所在なくグルグルまわる私たち。


45分間の軟禁状態から開放されたときの

ツアーガイド氏の不機嫌なこと。。。

完全なる読み違えですな。


ショールームで唯一良かったところは、

この出口にいた猫。

2009年10月27日火曜日

トルコ ― アランヤ、アンタルヤ6

なんとかシアター。。。


自分で組んだプランじゃないから、名前が憶えられないんだよ。
*アスペンドス (Aspendos) でした


ここは音響効果がすごく、

現在でもコンサートなどが催されるんだとか。

ロックコンサート向きじゃあないそうです(一回やってみたらしい)。



けっこうな高さがあって、ちょっと足がすくみます。


こういう回廊とか、古代ローマの人たちが通って

座席を探したりしたんだろうなあ。



ディスカバリー・チャンネルかなんかの、旅番組風ショットのP氏。


トルコ ― アランヤ、アンタルヤ5

たぶん古代ローマ時代の水道橋


全然ガイドさんの説明聞いてなかった。



何故かというと、地元のおばちゃんたちの

お土産攻撃に遭っていたため。




英語は当然通じないけど

「ノー マネー」と言うと、「オー」と言ってすすっと下がっていく。

魔法の呪文を手に入れたかのようだ。



私たち相手の商売が終わって、陰でくつろぐおばちゃんたち。



やはり観光客としては観光客らしく、

観光地にお金を落としていくべきたったのだろうか。

でも、あんまり欲しくないものばかりだったからなあ。

2009年10月26日月曜日

トルコ ― アランヤ、アンタルヤ4

滞在3日目くらい


今日は学会参加者全員で、近場の名所めぐりツアーです。

観光バスにゆられ、私たちザ・観光客は行く。


結構名所がそこかしこにあり、

時間とガイドさんに追い立てられるようにしてツアーは進行する。


観光バスで観光する観光客って、

どうしてこうも無力で無抵抗なんだろうね。


ともかく何箇所めかの名所、なんとか神殿。



地中海の青い海、青い空。



トルコ ― アランヤ、アンタルヤ3

リゾート・ホテルの夜は長い。


常設ステージでトルコの民族舞踊ショーを見る。


ロングスカートに長い帽子の男性が、

頭を傾げながらただひたすら回転し続ける。



この日は、「ベストカップルは誰!?コンテスト」も開催。


下写真の男性、どういう職種なのかはっきりしないのだが

昼間はビーチをうろうろして、ビーチバレー参加者を募ったり

夜はこうして催し物のアシスタントなども勤めている。

仕事が終われば当然ホテルのバーでナンパにいそしむ姿が見られる。


あまりの安っぽさに、たちまち彼の虜になる私とP氏同僚女性。

まだこんな人がいるんだなあ、トルコには!

へそ上あたりまで開けたシャツ姿をご堪能ください。


滞在中は"That guy"の愛称で(陰で)よばれた、私たちのアイドル。

トルコ ― アランヤ、アンタルヤ2

スウェーデンを発った10月4日あたりの昼間の気温は15度くらい。


こちらアランヤはこんなかんじ。


最高だ。


冷夏だったスウェーデンで暑い夏を満喫できなかった私たちに

ひとあし遅れで夏がやってきた!



お昼休憩が終わって、仕事に戻らんとするP氏。


仕事に行く格好ではない。



P氏がお仕事中はひとりでだらだらしとります。

宿泊客は、ホテル内での飲食全てタダ!

なので当然昼前からだらだら飲んでます。


私のビール飲み友達、ドイツ人オヤジのビリー。

一週間ほぼ毎日、P氏が仕事中は彼とつるむ。


彼は英語が全く話せず、私もドイツ語が全く話せないので

憶測のみで会話は続く。

トルコ ― アランヤ、アンタルヤ1

ヨーロッパとアジアの境界、トルコに行ってきやした。


前半一週間はP氏の学会、後半一週間はバケーションという旅程。


でも、私は二週間バケーションぶっ通し。きひひ。



ドイツはフランクフルトで乗り換え。

南トルコの地中海沿岸にあるリゾート地、

アランヤ(地図赤丸)にあるホテルに向かいます。




ホテルのエントランス。



ハワイ時代にリゾートホテル内で働いてたことを思い出すなあ。

観覧車は隣のホテルの。


ああ、なんだか懐かしい。


まわりに何もないところなので、

滞在中は缶詰状態になるしかない場所ですが

暖かくてきれいな海があれば問題なし。



ほぼ一週間、このデッキの上が私の定位置。

2009年10月3日土曜日

田舎まつり

P氏が幼少時代から高校卒業するまでお世話になった

クングスバッカという町で、フェスティバルが開催されたのよ。


町の数箇所でイベントをやっていて、

P氏の音楽をやる高校時代の友人たちが

何人か演奏をするので、Pママや友人たちと聴きに行きました。


私もなんか楽器できればいいんだけどなあ。

今年こそは、ギターだな!本当だよ。



中央広場のステージ脇にいた四頭の巨大馬バルーン。

チェスの駒みたいだ。


これこれ、例のバンドRäfven (レイベン)も参加してたんだ。

こんな感じの曲だよ。

「豚インフルエンザ」という曲だったかな?



違う曲かも。

でも楽しげでしょ?

秋か

いやあ、とうとう最後のお客さん、Yっ子も帰ってしまったねえ。


P氏の友人たちは英語も堪能だし、面白いし親切だし

外国に住んでてこれ以上望めないくらいの環境なんだけど、

やっぱり日本語でおしゃべりできる

自分の友人が近くにいるのって、なんてステキ!


Yっ子がストックホルムに発った日から寒さがいやに厳しくなりましたよ。

東京でいうと12月くらいですな。

日中最高12度、最低5度くらいか。

さぶいー。


でもうちの蘭は元気です。蕾、まだまだあります。



もう、重くてかしいでます。


そうそう、明日から二週間トルコです。


仙人E氏に植物の水やりを頼んであるのだけれど、

バラたちが生き延びるか大心配。


私のスウェーデン語学校も大心配。

2009年10月2日金曜日

ボルボ

ボルボ本社はヨーテボリにあるのだよ。


「飲みに」来たYっ子の数少ないリクエストのひとつが

ボルボ博物館見学。レア!


他の来訪者たちが触れもしなかった観光スポット、

寒風吹きすさぶ中、行って来ました。


ボルボといえば、角だよねえ。



古き良き時代の、角ばったおしり。


いろんな時代のいろんな車種が陳列されております。



スウェーデンのマネキンて、みんなこんなかんじなんだよね。

H&Mとかのウィンドウもこういう奴らなのよ。

福祉先進国なのに、マネキンだけどうして遅れをとったのだろう。



車にものすごく興味があるわけでもない三人が、だれ始めた頃

突如として現れた巨大チャイルドシート&ベビーシート!!


Yっ子の真の目当てはこれなのでした。

来てよかった。

祝宴

P氏の同僚女性の博士論文の発表の日

見事論文が通ったので、その日の夜はパーティーよ。


職場の食堂を風船などで飾りつけて、幼稚園のお遊戯会のような会場で

ケータリングのタイ料理とお酒でお祝い。


彼女の大好きな、東欧フォークロア的な音楽を演奏するバンド、

Räfven (レイベン)に友人がいるP氏の計らいで

彼女に内緒でサプライズ・ライブを敢行。

あいつほんと、色んな知り合いがいるよな。


宴もたけなわになった頃に、楽器を鳴らしながら裏口から乱入だい!



いきなり始まった大好きなバンドのライブには、彼女も大興奮。


東欧フォークロアって、どんなんよ?と懐疑的だった私もびっくり。

ものすごく格好良んだな、これが。



最初は大人しく座ってたYっ子も

酔っ払いのオーストリア人に引っ張り出され、

最終的には全員で輪になって東欧風ステップを踏んでいたよ。


人間て、食べ物とお酒と音楽があればこういう展開になるんだなあ、

と太古から続いているであろう宴の在り方を目の当たりにした気分さ。


いやあ、今日も飲みましたな!


そういえばこのバンド、来年あたりクアトロ(渋谷と名古屋かどっか)で

ライブするらしいので、興味がある人は行ってみてくださいな。

Yっ子

日本からの訪問客第五弾、

オオトリを飾るのはまたしても大高時代の友人、Yっ子。


彼女の趣味は、山登り・沢登り・マラソン


と超アクティブなのに、スウェーデン南部には登る山もなく

企画していた湖でのカヤッキング&キャンプも

カヤックレンタルが早くも冬季休業に突入したためボツに。


「マイルがあるから、飲みに行くよー」と

ものすごく気負いなくスウェーデン行きを決めてくれた彼女の滞在は

ほんとに「飲みに来た」と言うにふさわしいものに。


お酒を飲まない子というイメージだった彼女は、

13年ぶりに再会したら、とても良い大酒飲みに変身していました。


13年間ほとんど音信不通の間柄だったのに

縁あってごく最近連絡を取り合うようになったYっ子。

いやあ、お互い変わりませんなあ。



そんな彼女が不安げに差し出した鎌倉みやげ、

極小大船観音(敷布付き)


鎌倉みやげなのに、大仏さまじゃないのが渋い。


13年間の溝がいっきに埋まったのも

観音さまの思し召しだなあ。