2010年12月31日金曜日

Tardigrade


ななつめ。こいつは外せない、緩歩動物門からクマムシ。

宇宙でも生存可能な地球最強生物のくせに、なんというかわいさ。



なんとカメラ目線もできるという。しかし実際目はない。



が、独断で目は付けさせていただいた。


父に「猫?」と聞かれた。これのどこが猫か。


しかし、カラフルすぎてもう原型が。


Echinoderm


むっつめ、棘皮動物門からクッション・スターフィッシュ



腕の先にひとつずつ目があるんだよ。


お腹(?)側にはクチが。頑丈な歯もあるぜ。


2010年12月28日火曜日

Chordate


いつつめ、脊索動物門からタイガーテイル・シーホース

ああ、かわいい。


むー、本物のかわいさには到底およばない。


クリスマス飯


去年書いたように、スウェーデンでのクリスマスは24日がメインです。

ということで24日は2人でスウェーデン風クリスマスディナーを食べましたよ。


奥より

ヤンソン氏の誘惑(じゃが芋とアンチョビのグラタン風)

ゆでたまご

スモークサーモン

鰯のガーリックオイル漬(ニシンの酢漬を変更)

スウェーデン西海岸サラダ

プリンスコルブ(豚形ソーセージ)とミートボール

ハニーグレイズド・ローストハム(マスタード・ローストハムを変更)


出来合いの物もあるけど、すべてP氏が用意。はは~ん、極楽。

ありがたや。


翌25日はP氏のボス夫妻宅にお招きいただき

七面鳥のロースト、スタッフィングにパンプキンパイと

アメリカ式クリスマスディナーをたらふくご馳走になる。


2010年12月24日金曜日

Annelid


よっつめは環形動物から

深海の熱水噴出孔付近に生息するチューブワーム。


ニョロニョロ風


贈り物


P弟からクリスマスプレゼントが届いた

キース・リチャーズの自伝本。


目指せ、ということなのだろうか。


メリー・クリスマス!

2010年12月20日月曜日

Gastropod


みっつめは腹足類から、オトヒメウミウシ



顔はこう


Arthropod


ふたつめは節足動物から、カニ(こども)



腹はこう


Cephalopod


体もめっきり重くなり身動きもしづらいこのごろ


赤子用の気に入ったモビールが見つからないので

暇つぶしに作ることにしたのですが

P氏以外に見てくれる人もいないので、少々お付き合いねがえるか。


ひとつめは頭足類より、ダンボ・オクトパス(こども)



いくつか作ってつなげて、

ナードな海洋生物系統樹モビール(P氏監修)を作ろうと。

2010年12月17日金曜日

都会にて


スウェーデンからの友人C氏は、実はサンフランシスコで開かれる

学会に参加するために訪米していたのでした。


私たちも一緒にくっついていき

週末のサンフランシスコを楽しもうという流れに。


翌日はチャイナタウンで飲茶!うんめー


地元でどうしても見つからない豆板醤を購入できて、うれしい。

いなり寿司


モントレーには、カリフォルニアワインの有名な産地・ナパ、ソノマほどではないけど

小規模なワイナリーが密集するカーメル・バレーという地区があるんだよ。

人が来るたびにテイスティングツアーに連れて行きます。


一ヶ所よく行くところがあり、P氏がそこの顧客リストに加えてもらったそうだ。

特典は、年2回3本ワインを購入すると、その一年テイスティングが無料になり、

イベントに招待してもらったり、秋の収穫時には葡萄摘みのお手伝い

収穫祭でのワイン飲み放題・豚の丸焼き食べ放題というものらしい。


お得なのかはよくわからないけど、楽しそうではあるよね。

特に葡萄摘み手伝い。


イベント一発目のこの日は、オーナー夫妻自宅でのクリスマスマーケット。

ワインや食べ物が大量に振舞われ、夢心地。

ああ、飲めないなんて。

P氏はワインを3本購入し、私はなぜかあったおいなりさんを3つ食べた。

80s


P氏の職場の子3人がほぼ同時期に30歳になられたそうで

合同誕生パーティーを開催。


パーティーテーマは「80年代」



現在スウェーデンから訪問中のP氏の友人・C氏と3人で

当日朝、近所のスリフトショップへ駆け込みで衣装を探しに行く。

3人共満足のいく強烈服を購入することができましたよ。


P氏は肩パッド入りのすご柄ジャケットでキメました。

ブロンドのマレットヘアーかつらは、会場で「あなたの方が似合う」と

譲っていただいたもの。

職場の同僚と共に、80年代ミュージックにあわせて。



写真がなくて残念ですが、私のジャケットも素敵だったのです。

おそらく若干スポーティーなおばあちゃんが元持ち主と思われる

そのジャケットのポケットからは

ファンデーションが薄っすら付いた紙ナプキンが出てきた。

シャワー


P氏の職場の人たちがベイビーシャワーをしてくれたよ。


ベイビーシャワーとは妊婦の友人や同僚が開いてくれる

出産まえのパーティーで、

育児用品などをプレゼントしてくれるアメリカの習慣だよ。


引っ越したてで周りに友人がいない私たちには

関係ないものと思っていただけに、うれしい。



朝の散歩で見かけたひと


おっぱい出てますよ。

2010年12月15日水曜日

サンクスギビング


3週間以上まえの話ですが

友人夫婦YとSにサンクスギビングのお夕飯に招かれて

一泊でサクラメントに行ってきたよ。


6年ぶりの再会は奇しくもお互い大きなおなかで。

おいしい七面鳥やパンプキンパイの並んだテーブルも

楽しく止まらない会話のせいで一枚の写真も撮れず。



翌日はカリフォルニア州都であるサクラメント市内を案内してもらったよ。


カリフォルニア州議会。椰子の木がいいよね。



任期も残すところあとわずかなシュワ知事のオフィスはこちら



お昼は地元名物のハンバーガー屋さんに連れて行ってもらう。

このバーガーの間に挟まれたシート状の物体は、チーーーズ。


自称チーズ王子のP氏もおどろきの一品

2010年11月15日月曜日

ダライ・ラマ


(14世)に似てない?

2010年11月10日水曜日

さしあげます


インターネットで見られる不要品売買掲示板が地域ごとにあって

便利で何かと利用しております。

このあいだは結構新しいデロ○ギのオイルヒーターを

3千円くらいで購入した。いいじゃない。


他にも「タダで譲ります」のサイトがあって

P氏の同僚はここでダイビングのドライスーツを見つけたそう。

でもタダだけあって大抵ろくなものが掲示されない。


ここ最近ので良かったのが

「譲ります:掃除機 >>> ほとんど、若しくは全く吸引力なし」

「譲ります:破れタペストリー >>> 縫い物がしたい方に最適」


何か掘り出し物があるんじゃないか、という期待はとっくに潰えたけど

たまにこういうのがあるのでチェックが怠れない。


ナス

妊娠出産の先輩である妹が、

「体動かしておかないと陣通時にひどい目に遭う」と恐ろしいことを言うので

せっせと歩いたり泳いだりテニス(球を追わない激ゆるテニス)をします。


ところで私が水泳時に着用する競泳用水着は

黒地で上部に紫色があしらわれたスピードなのですが

最近の私の体型により、横からみるとすごい茄子度高し。


だからなんだ、と言われると何も言えないが

自分で言うのもなんだけどちょっとかわいいのよ。

ブルース


ブルース・ウ○リス主演のRE○を観た。


このポスター見て、ありがちなハードアクション系なんだろう、

どうする?暇だし観てみる?というかんじで観賞。


なんとコメディーでした。

意外に、割とおもしろかったです。

地味な会話が地味にうけます。

ジョン・○コビッチがいいです。


どちらかというと下のフランス(?)版ポスターのほうが

雰囲気合ってる気がします。


てか、こっちにはコメディーてちゃんと書いてあるじゃん。

ニョ


P氏がすごい量のじゃがいもを購入。

スウェーデン人のくせにそこまで芋食いでないP氏と日本人の私で

この量を悪くなる前に終わらすことはできるのだろうか。


あせった私は昨晩ニョッキを作った。初ニョッキ。

作りすぎた種の成形に思わぬ時間を要する。

いったい何個まるめりゃ終わりが来るのか。


牛挽肉とマッシュルームのクリームソースで食べた。

ニョッキ、おいしい。



先日スカイプで妹と話していたら

通話中だというのに、失礼なことにいきなり肉まんを食べ始めて

思いもよらぬ大ダメージをうけた私。

次は肉まんを作ってみよ。


うちの実家では肉まんにもあんまんにも、バターが基本です。

初めてコンビニで肉まん買ったときに店員さんにからし醤油を渡されたときは

衝撃をうけたものです。

おいおい、肉まんにはバターだろう?

2010年11月1日月曜日

救助


P氏が仕事の関係上、リサーチダイビングの免許を取得することに。


現在オープンウォーター免許しか持っていない彼は

レスキューダイビング免許まで取らないとリサーチダイビングまで進めないということで、

急きょアドバンスとレスキューをいっきに受講。


アドバンス免許保持の私は今までダイビング時は

P氏に対して上から目線だったので非常にくやしいのであります。

しかしこうも腹がふくれている今、追い抜かされるのを

黙って見ていることしかできないのだ。


うちから車で10分ほどのところにあるモナスタリー・ビーチ。

すぐ裏にモナスタリー(僧院)があるのですよ。

地形上、予測不可能な波が襲ってきたりして死者や事故が多いことから

通称殺人ビーチとも呼ばれている物騒な浜だとか。

でも今日はめずらしく穏やかという予報を聞いてやってきたよ。

私は暇なのでくっついてきた。



モントレー名物、ケルプ(昆布)の森でレスキュー訓練開始


水面では相当ごちゃごちゃあるようにあるケルプだけど、

水中のケルプ間はわりとスカスカで泳ぎやすいらしい。

でも暗いんだってさ。


迫真の演技により、近所のご婦人方が心配して浜まで降りてきた。

消防署に連絡しそうになっていたところを間一髪で止める。


私は散歩したり本読んだりひるねしたり。

2010年10月25日月曜日

ただいま


ずいぶん長いことさぼっていたので

もう読んでいる人はいないかもしれないねえ。


厄介な事が起こりその事後処理にあたふたしたり、

所用を済ませるためにこっそり日本に短期帰国したり

ハワイの友人Eが遊びに来ていたりという1ヶ月を過ごしていました。

ヒマ妊婦の私ですが、ぼんやり過ごしていたわけではないのですよ。

けっして!


日本に帰ったにも関わらず連絡を差し上げなかった

私のたいせつな友人のみなさま、失礼いたしました。

連絡したら、きっとその全員と遊んでもらおうと強行スケジュールを組んで

体を壊すに違いないと、私にしては珍しく自重した次第です。


次回は必ず、たくさん遊び、そしてできれば飲酒。

2010年9月15日水曜日

採血


健康診断の採血後に貼ってもらうバンドエイドで

「ミッ○ーマウス柄とか、かわいいのはないのか」と冗談でゴネたところ

「えーないよそんなの。。。あ、そうえいば!」

とハチ柄のエラスティックバンドを巻いてもらったP氏。


よかったね。

新学期


P氏の勤める海洋研究所はすったんふぉーど大学の研究施設なので

何か事務的な用事があるときはメインキャンパスのある

サンフランシスコの一歩手前まで出向かなくてはいけない。


ビザ関係の書類にサインをもらうためと、

P氏が健康診断を受けるため初めて行ってみた。


ちょうど新入生オリエンテーションの日だったようで

構内はぴちぴちきらきらのフレッシュマンたちと

誇らしげですごくうれしそうな、その父母たちでいっぱいだったよ。


キャンパス内の寮への引越し手伝いで一緒に来ていた両親が帰る、

というシチュエーションの男の子の脇をちょうど通りかかったとき

「誇りに思うぞ、息子よ」と言って抱擁している父親の声が聞こえて

他人事ながらもぐっときたP氏とわたし。

きっと初めて親元を離れて暮らすんだろうな、

あんな馬鹿なこと、こんな阿呆なことする大学生活が

これから始まるんだろうな、とかね。

しないか、ここの学生は。


腹はぴっちぴちだけど特にフレッシュではない私たち2人だが

超広大なキャンパス内できょろきょろ明らかに迷っていると

上級生のお兄さんお姉さんたちが「大丈夫?どこ探してる?」と

我先にと駆け寄ってきてくれる。

とても良い大学だ。

2010年9月7日火曜日

車とイチゴ


レンタカー返却日ぎりぎりで車が見つかる。


ぴかぴかな新車に近い中古車を扱うディーラーが並ぶ地区に

ぽつんと建つ小さな家族経営の中古車屋、ドン・ホゼ。


値段交渉や書類作成中にも知り合いやら孫やらが入ってきて

お菓子を食べたり塗り絵し始めたりする素敵な店だ。


また誰かが来たようで、オーナーが「ちょっと失礼」と出て行き

数分後に苺のぎっしり詰まったパックを抱えて戻ってきた。

近所の顧客で、イチゴ農家の男性が遊びに来たらしいのだが

私たちに、と余分にくれたそうだ。

でも事務所には私たちがいたもんで

恥ずかしくて入ってこられなかったらしい。かわいすぎる。


苺粒が巨大でわかりづらいが、4lb (1.8kgくらい?)入り。

とても甘くておいしい。

生物


モントレー水族館


タツノオトシゴが充実していて、うれしい。

赤ちゃんがたくさんいるんだ。


ああ、なんてかわいいんだろう。


海底深層からの冷たくて栄養たっぷりな湧昇があるモントレー湾には

動物がたくさんあつまる。


フィッシャーマンズ・ワーフにいたアシカ



モントレー水族館近くのアザラシ


写真下の矢印が上のアザラシたち。

ちなみに後ろに見える建物群がP氏の新しい職場であります。

水族館はそのすぐ裏手よ。



ラッコもそこら辺にたくさんいるんだけど、

やつら小さいし、すぐ貝採りに潜るもんだからうまく写真に撮れないんだ。


他にもイルカやらゾウアザラシやら

時季によってはシロナガスクジラが見られたりするらしい。素敵。

2010年9月5日日曜日

アメリカンドリーム


私たちの住む町モントレーは、

カリフォルニアの太平洋に面したまんなかあたりにある。


着いてからここ2週間の天候はというと

晴天の日は結構暖かく27℃くらいまで上がるんだけど、

とつぜん濃霧に包まれて12℃になったりもする。

水温は年間通して10℃前後だって。ぶるぶる。



モントレー半島の、私たちが住んでいる側の反対側は

景勝地観光道路、17マイルドライブがある。


この日は曇っていたけど、天気が良かったらきっとすごくいい眺め。



この道沿いに立ち並ぶ住宅はどれもほんとにものすごく$$$。

私たちは「感銘と困惑の17マイル」と呼ぶことにした。


ここの道路は有料で、ゲートでお金を払うと地図と不動産情報を渡され

見てみると、下は2億円から、17億円くらいまでの物件が並んでいた。