ところで私はスウェーデンに帰ってきてまた語学学校に通っています。
基本コース(?)の最終レベルの試験はパスしたにもかかわらず、
2年のカリフォルニア生活の末すっかり頭から抜け落ちたので
もう一度同じクラスを取っているという訳です。不毛だ。
でも二度目なのでやっぱり楽ではあります。
教室の窓からのながめ。
どんより暗くて気が滅入りそうですが、クリスマス前なので町を歩けば
家々には綺麗な明かりが灯っていて、寒い中にも暖かさがあります。
暗くて気が滅入るのは、クリスマス後ですから。
小さなこの町の学校は生徒数も当然少ないので
先生たちもヨーテボリ時代の語学学校とはうってかわってリラックスしており、
あっちに比べると大分ゆとり教育です。
私のクラスは14、5人で、8割方ソマリアからの人たちです。
イランからの男の子もいて、この人たちはお国の戦争を逃れるために
スウェーデンに移民としてやってきています。
私含むその他3、4人ほどはスウェーデン人と結婚したり付き合ったり
という理由でこの地にやってきた人たち。
現在形で戦争をしている国からやってきた人たちと
そうでない私たちが同じ教室で一緒に学んでいると、
大なり小なり色々な点ではっとさせられたりすることが多く
なかなか興味深いものだなあ、と日々思ったりします。
彼らがどれだけ心に傷を負っているのかとかそういうことは
もちろん私が知り得るものではありませんが
私がひとつだけはっきり言えることは
ソマリアの人(特に女性)は歩く速度がものすごく遅い。です。
この国でそんな速度で歩いていたら、体冷えるよ?
と他人事ながら心配です。
ナイス落ちです(笑)
返信削除ありがとうございます。
削除↑同感です。シリアスな流れかと思いきや(笑)
返信削除でも教室からの眺めはすごくきれい!
ほんと何もないところなんだけどねえ。夏なんかは綺麗そうだよ!
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