2010年8月15日日曜日

野外フェスの楽しみ方-貧乏版


今週末、うちの近所の森/公園では野外フェスをやっている。

毎年、有名どころ数組と、私のよくわからない

スウェーデンのミュージシャンたち多数が参加する

街なかでやるにはそこそこの規模(チケット売り上げ数2万5千枚弱くらい)の

野外音楽フェスティバルだよ。


金・土の二日しかないくせにどうみても割高なチケット額と

フェス内の飲食物の値段設定に納得いかない

P氏とその仲間たちは、大抵このフェスには参加しない。

どうするかというと、フェス用に張り巡らされたフェンス脇で聴く。


スピーカー角度を考慮すればばっちり聞こえるうえに

遠目ながらステージも見える。

当然ながら会場の高揚感はまったく味わえない。

コンサートビデオを、テレビで超大音量にして視聴しているかんじだ。

丘の上のため、ステージから放たれるレーザーがたまに直撃してくるため

若干の危険も感じる。


今日はイギー・ポップとM.I.A.

明日はケミカル・ブラザーズ。

日本語、再び


一緒に髪を切った仲、KさんとSちゃんを

引越しまえで散らかっている自宅にお招きしたものの、

幸運にも晴れたので念願のピクニックに変更。


砂漠人Kさん手作りのケーキと

Sちゃん手作りの黒すぐりジュースと

わたし作のパンナコッタ(紅茶味と抹茶味)と

ポットに入れた紅茶を持って、前回蜂に刺された原っぱへ。


持参品がまるで可憐な乙女たちのようだ、と軽くうっとりしたが

この日も時の経つのも忘れてしゃべり倒したランダムな会話は

当然ながら可憐でもなんでもない。


ああ、せっかく知り合えたのに、もうお別れするなんて。


このところ日々会う人々との別れ際には、「今日で最後かも」と

小刻みに傷心する私。



手芸番長・Kさんからいただいた、手拭いを使ったあずま袋


不思議少女Sちゃんからいただいたスウェーデン国旗群


ふたりとも、ありがとう。いつかまた!

2010年8月5日木曜日

南仏プロヴァンス-その九


家のレンタルが終了し、みんなと別れを告げて

P氏とPママと私の3人はフレンチ・リビエラまで足を伸ばすことにした。


フレンチ・リビエラとコート・ダジュールが同じものを指していると

初めて知ったよ。無知なわたし。




地中海の碧い海でひと泳ぎしようという魂胆


これが水が強烈に冷たいんだ

ヨーテボリ界隈の水温より絶対低い

いや泳いだけどさ。うう!


おいしい海産物もたくさん食べた。

南仏プロヴァンス-その八


山の頂上に行った(車でだけど)



鍾乳洞にも行った


南仏プロヴァンス-その七


滞在中に誕生日を迎えたのです


総勢12名の滞在者の中に、もうひとり誕生日ボーイがいたので

二日つづけて誕生会。


P弟の彼女は双子を含む5人弟妹の長女で

下は18歳弟から妹とその彼氏たち、とヤングに囲まれての誕生日は

いちだんと感慨深い。

みんなとても良い子たち&人たちで、今年もいい誕生日を迎えることができたよ。

南仏プロヴァンス-その六


アヴィニョンに行った


そこにはもちろんアヴィニョンの橋が。


アヴィニョンの橋は、実はサイズからいって

橋の上で「輪になって踊る」ほど幅がないので

実際は橋の架かる河沿いの草地で、皆で飲み食い踊りしたのではないか

と推測されるらしい。


せっかく橋の上で小さく歌いながら踊ってみたのに

南仏プロヴァンス-その五


私たちが滞在していたのはMazan という村


週末をまたいで、ちょうど村祭りを行っていたので行ってみる。


ひと足先に到着していたフレンチ軍団は初日に覗いたらしく

「相当冴えなかった」「のど自慢大会やってた」との散々な評価


かえって興味を掻き立てられ、結局全員でまた繰り出すことに。


この夜メインの花火は5、6発にて打ち止め。少な。


通りには縁日のように簡易アーケードができていて、

射的や○○釣りブースやクレープ屋台などが立ち並んでいる。


広場のメインステージではブリッ○ニー・スピアーズのそっくりさんが

わりとそっくりに歌い踊っていた。



偽ブリの華麗な歌と踊りに合わせ、

ステージかぶりつきで一心不乱に踊るラスタマン


足元の紙袋に包まれた酒瓶らしきものがすべてを語るね。

南仏プロヴァンス-その四


フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ


ヴォークリューズの泉です。

フランス語で言うと格好良いかと思って。


清涼な水が脇を流れる駐車場に車を停めて、源泉を見に行く。

とても暑いので飛び込みたい気持ちはやまやまでしたが

どでもづめだいのです。



ちょっと上流へ行くと、こんなへんぴな山奥にしっかり観光地が。

ヨーロッパの人たちに人気のスポットらしいよ。



うんざりするほどのお土産物屋を通り過ぎつつ

斜面を登って源泉をめざす。



これが世界最大の湧水量を誇る水源だそうだ。


ずいぶんと長いこと調査が続けられているそうだけど

未だに全貌がつかめないという神秘の深淵。


恐らく、いいかんじの未知生物がたくさん生息しているに違いない。

横に立つP氏の目がこのとき怪しく光った。

南仏プロヴァンス-その三


小高い山の上にこんもり乗った村、ゴルド


「天空の城ラピュタ」のモデルになったともいわれる村だと

とあるサイトに書いてある。



たしかに屋根の上でトランペットを吹く少年がいてもいいんじゃないか

と思わせる町並みだなあ。


南仏プロヴァンス-その二


二日目は車で観光してみた。


セナンク修道院という男子修道院



修道院のラベンダー畑

院内のギフトショップでラベンダー加工品がたくさん売られているよ。


南仏プロヴァンス-その一


南フランス、プロヴァンスに行ってきたよ。


「夫の失業手当で夏をしのぎ中の夫婦のくせに、優雅なことしやがって」

とお思いでしょうが、みんな落ち着いて。


裕福なP弟とその彼女がバケーションレンタルの家を借り

「部屋がいっぱいあるから」と両家の家族を招待してくれたのよ。

なんと寛大で素敵なおさそいなんでしょう。


庭から見た家。


素晴らしいお天気と自然にもかかわらず、

この辺では日中は雨戸のような観音開きの木戸を閉めきるようだよ。

写真ではおもいきり開いてるけどな。

そうでもしないと家の中が猛暑になるんだってさ。

だから家の中は昼でも薄暗い。


ここ、ものすごい乾燥してるんだよ。肌がさがさだよ。


家の裏にある葡萄畑。


当然まわりはワイン用の葡萄畑だらけ。