2009年7月26日日曜日

ぶらり

スウェーデン人の休暇についての噂は

聞いたことがある人も多いとは思いますが、

普通にお勤めしている人々は

普通に2-7週間のバケーションを取るこの時季


P氏はそんな長期休暇を取ると

彼の博士課程が予定期間内に終わらないらしいので

あまりまとめて休んだりはしませんが、

天気の良い日は夏のスウェーデンを楽しむために休んだりしてます。


で、ここのところ訪問客が相次ぐなどして

ブログの更新が滞っております。


と言い訳をまず。



三週間ほど前の天気の良い日

中央駅に行ってみて、最初に出る電車に乗ってどっかに行く

というぶらり旅をしたときの写真を数枚。


ホルムスタッドという、ヨーテボリからマルメの中間(?)に位置する街です



夏に賑わう避暑地(避寒地というのか?)だそうだ。



細い路地がなんとなく鎌倉を思い出させるような気がしないでもない。



ぶらりと立ち寄った教会。

特に古い歴史があるわけではないらしい。


海の家

みんな、パリでお世話になったE氏のことは覚えているだろうか。

仙人のE氏じゃないよ。


パリのE氏が夏休みで里帰りしていて

彼のご両親宅でのバーベキューにお呼ばれした。



場所はPママ宅に程近い、

ウンサラという地域の端っこにある高級住宅地。


なんというのかな、すごいおうちでしたよ。


ハワイでいえばポートロックとかブラックポイントみたいなかんじかね?

海がすぐ目の前にあって、すばらしい。


P,E両氏の小・中学校の同級生も何人か集まったのだけど、

到着するとみなすぐに着替えさせられ、全員でサウナ。


サウナ(ビール)→ 海に飛び込む

を何回か繰り返してようやく食事に。


一人ギターのとても上手な男性がいて、彼の演奏で

"Man of Constant Sorrow"

(コーエン兄弟の「オー・ブラザー!」でジョージ・クルーニーが歌ってたやつよ)

を酔いが回ってノリノリのEパパに

10回くらい強制的にみんなで歌わせられた。


*豆知識*

サウナの焼け石にビールをかけると、焼きたてパンの匂いがする。



ここんとこずっと、小寒くて雨降りな天気が続いている。


一ヶ月前くらいに二週間ほど夏っぽかったのに、

まさかあれで夏終わりじゃないよね!?



この日、7月20日は大きな虹が出ました。


家の窓より撮影

2009年7月20日月曜日

掃除機

納得がいかない。



排気口が上に付いている。


方向転換時に排気が顔に直撃するし、

暑い日は下からドライヤーを吹きつけられているような熱風が。


「なんだよ、これは」とP氏に文句をつけたところ、

スウェーデンの掃除機は大体こんなだ、とのこと。


先日、店の売り場で見た掃除機は、

確かに排気口が全部真上にありました。


ヨーロッパ(もしくはここら辺)ではこれがスタンダードなんだろうか。

床の埃を舞い上げないから?

後ろから排気する方が変なのか?


「冬は暖かくて良いよ」とP氏は言う。


掃除機の排気で暖を取るのは私は嫌ですよ。

和食

以前カレールウがないとぼやいたけど、

和食を作ろうと思うと、揃う食材の関係上かなり制約される。


郷に入りては郷に従えとは言うけれどさー。


とあるスウェーデン在住女性のブログを見てみたら、

自家製味噌とか作っていた。

日本から麹菌を持ってきたらしい。


このあいだは、いつも行くスーパーで大根を見つけたので、

大根おろし祭りだよ。

これもチーズおろし器でおろすので、

恐ろしく時間がかかる(P氏がやるから良いのだが)


ポン酢も当然ないので、

水と醤油とだしの素とレモン汁を適当に混ぜたら、

かなりポン酢っぽくて感激。


椎茸も先日発見したけど、高くて断念。


昨日PママとP異母兄弟のJ氏が来て、日本食を供することに。

悩んだ末に作ったのは、


茄子の煮浸し

肉じゃが

春雨と野菜の炒めもの


肉じゃがも、この時期しか手に入らないけど

この時期これしか手に入らないスウェーデン産の

まったく煮くずれない新じゃがと、

全然薄切りじゃない薄切り肉(日本でいう薄切りが存在しない)

で作ったため、味は肉じゃがだったけど

見た目はどうも肉じゃがでないものが出来上がった。

日本酒の代わりに白ワイン使ったしな。


春雨と野菜の炒めものもお味噌の代わりに

豆板醤を使ったので、もう和風とは言えない代物に。


これ和食と違いますから!


でもみんな満足してくれたので、よしとします。


手土産に、二人から全く同じサイズで同じカラーの

ミニバラをいただいたよ。

(鉢の色までお揃い)


大画面

うちにはホームシアターシステムがあるのだ!!


結婚のお祝いに、P氏友人たちがプレゼントしてくれたのでした。


長くて暗い冬も、これで乗り切れるというもの。



これでスー〇ーマリオをすると、小さいマリオもすごく大きいのよ、これが。

2009年7月13日月曜日

キャンプ

ノルウェーでのハイク&キャンプを目論んでいたのに

いろいろあってボツになってしまった

フィヨルド見たかったなー


で、今回はヨーテボリ近郊の森でのキャンプで

お茶を濁すことにしました。


バーベキューをしたよ。


アメリカ人ならば「焚き火といえば!」のスモアもやったよ。

(マシュマロを焼いてビスケットとチョコでサンドする)


やはり、アメリカ人でない私にはあの甘さはきついな。

ひとつ食べるだけで肥満と虫歯を予感するよ。



方位磁石を忘れたため、あまり森の奥へは深入りせず

本を読んだりしてだらだら過ごしました。


私は、ほんとうは森がちょっと怖いんだ。


ブレアウィッチ・プロジェクトとかゾディアックとか、

森系の怖い映画はいっぱいある。

お客さん

結婚式には間に合わなかったけど

お父さんがちょっと来てくれたよ。


出張の合間に寄ったので、一日だけの滞在ではありましたが

妹夫婦LA滞在時の父の訪問時間30分にくらべれば、

かなり長期!


まずは湖で泳ぐ。


そのあとうちで飲んだり、スウェーデン料理を食べに行ったよ。

楽しかったねー。

拉致(花嫁編)

結婚式の数日後、今度は私が。


P氏の友人女子2名に拉致され、

安手の妖精のような格好をさせられ街へ


子供たちの視線が痛い。


カフェで腹ごしらえと軽くビールを飲んだあと

連れて行かれたのは、とある教会。

地下にあったのは、ストリップ・ダンサーたちのダンス練習スタジオ


いいのか、教会!?



実はこのP氏の友人2名はプロの踊り子


P氏の名誉のため言っておくが、

彼がストリップ・クラブに通い詰めて仲良くなったわけではない。


短パンに履き替えさせられ、

何をさせられるのかと怯えきっている私に

彼女たちが言い放った


「今から、ポールダンスを教えてあげるね!」






参考写真














がーん。


二人はとても親切丁寧に指導してくれたけど、

いったい何の罰ゲームかと思ったよ。。。

私は日本人で、中国雑技団のひとじゃないですよ!


このあとは普通にたくさん飲まされ、

P氏やほかの友人たちと待ち合わせて遊園地へ行きました。